介護現場で活躍できる

介護職員初任者研修とは、介護職として働いていく上で基本となる知識や 技術を習得するための研修です。研修を受けた後は試験が課せられ、無事合格すれば晴れて資格取得になります。研修名にある通り、新人向けの入門的な資格として注目されています。この資格を持つことで仕事の幅が広がり、介護現場で活躍することが可能です。また職場によっては資格手当がつき、無資格者よりも待遇が良くなります。

研修を受けるまでの流れ

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まずは申し込みを行い、必要書類を作成します

介護職員初任者研修には特に受験資格がないため、誰でも申し込むことが可能です。資格専門のスクールでは、介護職員初任者研修取得のためのカリキュラムが設けられています。まずは電話などで受講の申し込みを行いましょう。その後企業から受講のための書類が送られてくるので、必要書類に必要事項を記入します。また同時に受講料の払い込みを行います。

まずは初回オリエンテーションを受けよう

受講が決まったら、いよいよ学習がスタートです。ただし、ほとんどの資格専門スクールでは初回のオリエンテーションを実施しています。まずはオリエンテーションに参加することが必須であり、その後に現場見学を行います。学習には通信とスクーリングがありますが、介護職員初任者研修では必ずスクーリングを行います。

定められたカリキュラムをしっかりこなそう

介護職員初任者研修の受講時間は130時間と規定されています。そのうちの約90時間分はスクーリングを受講することになります。スクールによっては1日6~7時間程度の授業を実施し、最短で15日程度でカリキュラムが完了します。またそれと同時に40時間程度の通信講座も受講します。

カリキュラムが終わったら試験を受けよう

所定のカリキュラムが完了したら、最後に修了試験(筆記試験)を受けます。試験範囲はカリキュラムの内容であり、出題形式は選択式です。試験内容はそれほど難しくありませんが、しっかり研修を受ける必要があります。試験が不合格であっても再試験することはできます。

介護職員初任者研修の気になるポイント

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介護職員初任者研修試験の合格率はどのくらいですか?

介護職員初任者研修の後に行われる試験は、筆記試験で行われます。基本的には研修内容をしっかり理解できていれば、問題なく合格できる内容です。ちなみに合格ラインは100点満点中70点以上です。また合格率に関しては公表されていませんが、研修を受けた人のほとんどが合格するといわれています。

介護職員初任者研修とは一体どのような資格なのか

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近年求めらている仕事

介護職への関心が高まる中で、介護職員初任者研修の資格取得者は徐々に増えてきています。ただし、多くの現場ではまだまだ人手不足だといわれています。そして、これからの介護職員に求められる仕事は他職種との連携です。連携を密にするためには、幅広い領域の知識や技術の取得に努めていく姿勢がとても大切です。さらにはコミュニケーション能力も重要になってきます。